みなさん こんにちは

高野歯科医院です。

毎日熱中症警戒アラートが出るほどの暑さが続いてますが体調崩されてませんでしょうか?

今回は認知症と歯周病についてお話ししたいと思います。

厚生労働省が2202年に発表した認知症とMCI(軽度認知障害:物忘れなどの軽度認知機能

障害が認められるが日常生活は自立しているため認知症とは診断されない状態)の調査では

この2つの合計は1000万人を超え、65歳以上の高齢者の約3.6人に1人が認知症

またはその予備軍であるとされています。2025年には高齢者の5人に1人、国民の17人に

1人が認知症になると予測されています。

アルツハイマー型認知症の患者の脳内から歯周病の原因菌であるpg菌

(ポルフィロモナスジンジバーリス)が検出されたことから歯周病は認知症のリスクとして

注目されています。

高齢者の20~50%が歯周病に罹患しているその歯周病菌は歯肉炎や歯周炎により組織の

破壊・歯周ポケットの形成歯を支える歯槽骨の損失を引き起こし結果として歯を失うことに

つながることから、歯周病はアルツハイマー型認知症のリスク因子の一つであることが

考えられます。

歯周病の原因菌であるPg菌が血流を介して脳に到達し脳内で炎症を引き起こすことで、

アルツハイマー型認知症の発症や進行に関連するアミロイドβというタンパクの蓄積を促進

する可能性があります。

その結果、神経細胞がダメージを受け認知機能が低下すると考えられています。

また、歯の損失が認知症のリスクを高めるというデータもあります。

認知症の予防には歯周病の予防や治療、また治療後の再発防止がとても重要です。

毎日の丁寧な正しい歯の磨き方などのセルフケアと定期的なプロのメディカルケアを受け

お口の中の健康を保つことが大切です。

その健康が少しでも長く続けられるよう、私たちと一緒に取り組みましょう!

ぜひ高野歯科医院にお越しください。

お待ちしております。