こんにちは。高野歯科医院 院長の高野弘一郎です。
連日厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は私の院外活動の一環である介護認定審査会についてご紹介したいと思います。
介護認定審査会は、2週間に1回、春日市役所にて開催され、申請者の要介護認定の判定を
行なっています。
要介護認定は、介護を必要とする度合いによって、7つに区分されています。
(要支援1~2」と「要介護1~5」)
区分によって受けられるサービスの内容や支給限度額が変わります。
要介護認定の判定は、2つのステップで行われます。
市区町村の担当者による聞き取り調査と主治医意見書を基に、コンピューターが介護にかかる
と想定される時間を推計して算出、7つのレベルに分類します。(1次判定)
我々介護認定審査委員は、この1次判定を元に、対象者の社会的背景等を鑑みて、
1次判定の妥当性を協議し、最終的な要介護認定を決定します。(2次判定)
私はこの認定審査会の仕事を10年近く続けていますが、近年審査に掛かる件数が
増加してきており、社会の高齢化を肌で感じております。
また、この仕事は介護保険の利用者の方々の生活に大きくかかわる仕事ですので、
他の委員の皆さんとともに、適正な審査が行なえるよう研修等にも参加しています。
当院では介護保険での訪問口腔ケアを行なっております。
定期的な口腔ケアによってお口の機能の維持が図れます。
また、口腔ケアによってお口のトラブルだけではなく、発熱や誤嚥性肺炎の予防などにも
つながります。
ご興味のある方は、当院受付までお問い合わせください。